表と裏で糸を使い分けた、ハイブリッドベースレイヤーの新しい提案
世界的に有名なウール産地の尾州のウール専門家と生地を共同開発のオリジナル生地。
「プレーティング」という特殊な編み方を採用し、それぞれ異なる特性を持つ2本の糸を肌面にポリエステル、外側にメリノウールを使い分けることで2層的な構造をつくることが出来ました。
Frenzyは汗をかくアクティビティをサポートします。
発汗時に肌面のポリエステルからウール糸が外側に吸い上げ、肌面から汗を遠ざけます。また、織りもオープンニットなので通気性も抜群。Frenzyは汗をかくアクティビティをサポートします。
テント場や小屋内の停滞時には裏返して気持ちいいウール面を肌側にして着用するのも有り。
ウールとポリエステルを混ぜるメリットもありますが、Frenzyはウールとポリエステルを敢えて使い分け、それぞれの良さを楽しめる1枚に仕上げました。
また塩素を使わない防縮のラバーレ加工はウールのウロコを最大限に残しているので、表面のウール繊維本来の撥水性も残っています。軽く水がかかるくらいは弾いてくれますよ。
ALL ELEVATION同様、夏でも使えるメリノウールとポリエステルのハイブリッドベースレイヤーです。
環境にやさしい防縮加工
非塩素樹脂防縮加工ではウロコを除去せず、疎水性のウロコを親水性に改質し、ハイブリット・コラーゲンを付着させてウロコ同士が絡む=縮むことを防ぎます。また、樹脂を使いません。
生分解性においても塩素樹脂加工と比較して安心感がありますし、肌に触れる生地は樹脂ではなくウール繊維のみです。また、ウールの調整性を司るウロコを残している事で、ウール繊維本来の機能をそのまま活かしたウール製品を実現する事ができました。できるだけウール繊維をそのまま活かしたエコな防縮であると言えます。
「塩素を使わないので、従業員の健康にとっても安心だ」と、話してくれた防縮工場の開発者の言葉も忘れられません。
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